新聞から
今日の新聞に、宮崎監督の言葉が出ていた。宮崎作品支えた弁当、という記事。
アニメーションは「世界の秘密をのぞき見ること」で、「風や人の動きや、表情や体の筋肉の動き」にその秘密があり、「自分の選んだ仕事が非常に奥深く、やるに値すると思った」。そう監督は会見で語った。
ラクではなくてもこの世は生きるに値するー宮崎作品に一貫するメッセージは、日々の糧の、つましい弁当にも支えられている。
というもの。記事は宮崎監督が毎日奥さんの作ったお弁当を昼と夜に分けて食べ、外食はほとんどしない、という話。だけど、
「自分の選んだ仕事が非常に奥深く、やるに値すると思った」
ラクではなくてもこの世は生きるに値する
という部分が心に残った。そんな風に思えたらいい。
私の場合、自分の選んだ仕事は奥深いと思う。タフに私がそれを追及したいかどうか。別のことをするにしても、いずれにしてもラクではない。
今日育休延長をお願いに行った。復帰時期が難しいということが判明。もう一度検討しなおし。その間にもう一人できるのが一番いいかもねっていってくれる職場と管理職は本当にありがたい。授かりたい時期は自分で決めるものだけど、仕事と年齢を考えるとそうも言ってられない。授かるかどうかは神様が決めること。
いろいろある。今はこんなにのんびりしていることが不安でもあるが。これも奥深い時間?
でもまあ、とにかく、この世は生きるに値する。
そう思って宮崎作品をもう一回見てみたい。
なんか、すごいジブリ好きのブログみたいだけど、違います。
別の記事で春樹好きな銀行員の方が出ていた。そろそろ、いや、だいぶほとぼりが冷めただろうから村上春樹の「色彩をもたない~」読んでみようかな。